
5/31、6/1と2日にかけて日本ブルーベリー協会主催によるシンポジウムが信濃町で開催されました。
画像は会場の体育館です。

会場内の様子。459名が参加されました。

こちらは販売ブース。ブルーベリー関連の資材や加工品が販売されていました。
今回のシンポジウムのテーマは「美味しいブルーベリーで地域おこし」です。
前半は講演が行われ成功事例としてイタリアのサントオルソラ協同組合のサラ・ベリニ博士のお話をお聴きしました。
サントオルソラ協同組合は北イタリアの地域で小規模農家1200戸が品質の揃ったベリー類を栽培していて、年間60億円の売り上げがあります。
イメージとしては本部が栽培方法、栽培品種、集荷、冷蔵、発送、販売等々を管理・開発し、契約した生産農家は本部の支持通り栽培を行い集荷場に納めます。
講演は2時間に及び上記の全てについて細かく説明していただきました。大変参考になりました。
講演の最後に動画を見ましてネットで同じものを見つけたのでUPします。
後半には「ブルーベリー産業の確立による地域おこしを考える」をテーマにディスカッションが行われました。
まず長野県や信濃町のブルーベリー栽培現状を伺い、それから今後の発展について議論が行われました。
前半にサントオルソラ協同組合の事例をお伺いしたばかりだったので日本ではまだまだ課題がたくさんある、と言った議論だったと思います。